FIREという生き方

本日はなんのために投資をするのか、投資により資産を構築した先はどうするか、というお話です。

FIREという生き方を知っていますか。

FIRE(Financial-Independence-Retire-Early)とは「経済的独立を早期に果たしリタイアする」ということで、(特にアメリカ社会において)20~30代の若者の間で注目を集めている生き方です。

FIREの生き方を簡単に言えば「数千万円の資産を早期に築き、仕事を早期に(しかも20~30代で!)リタイアし、その後はその資産から生み出される配当のみによって質素倹約をしながら生活をする」といったものになります。

火付け役はPete Adeney(ピート・アデニー)さんだと言われており、自分自身も大学生の時にこの考え方に出会い、非常に共感しこの生き方を達成するために努力をしていた時期もありました。
(現在は「独立して、自分が楽しいと思う仕事だけしていて、仕事ってチョーおもしれー!チョー最高!」という考え方なので、リタイア欲求はありません。しかし、「収入が上がっても生活レベルをあげず、貯蓄をして運用に回す」というFIREの思想は実践し続けています。)

生活コストの安いアメリカ地方で車を所有せず自転車で生活するピートさん

私が、今後結婚して子供を仮に2人儲けた場合(出来るか分からんけどwwww)、生活支出を大分多めに見積もって毎月45万円、年間540万円必要だと考えた場合、1億3500万円の資産があれば一切の仕事をしないで、給料を得ないでも配当のみをもって生活をすることができます。

私は以前から「まずは1億5000万円の資産を貯めることを第一の目標とする」と公言していますが、この理由は上記の考え方からきています。

仕事を辞めるつもりは(現段階では)無いのですが、給料を得ずとも生活をすることができる状態を作り出すことができれば、「心のそこから営利を排した自分のやりたいこと・仕事のみをする」ことができます。

その状態になれば、少なくともお金の悩みからは解放される「安定状態」を作ることができます。心の安定は趣味や仕事、生活全般のクオリティを上げてくれます。

また、儲ける必要が無いので、自分の時間を使って困っている人、苦労をしている人を無償で助ける仕事をすることもできます。(将来的に私は公的への支援活動(ボランティア)をして生きていきたいという考え方をもっています。)

自分にゆとりが無ければ人への支援は出来ません。出来たとしても続きません。

ゆとり=経済的な安定=お金」はそういう意味でも絶対的に大事になってくるわけです。

「お金が全てではない」が、「全てにお金が必要だ」名言ですねぇ…w

また、FIREには「Lean FIRE」という徹底的に切り詰めた生活をして少ない資産でリタイアするタイプや、「Fat FIRE」という倹約生活をしなくてすむレベルまで資産を増やしてからリタイアする(つまり自分の考え方)タイプなどもあります。

ちょっとした労働をしながら「FIRE」する、いやもうそれFIREじゃないよね?wみたいなタイプもあったり、色々ですが、何はともあれFIREは「嫌な仕事」から解放されることに強い喜びを得る人には向いている生き方といえます。

仕事が辛い

贅沢できなくてもいい、自由が欲しい

家族との時間・自分の趣味の時間などをなにより優先した生活をしたい

そんな人は「FIRE」は向いていると思います。では、実際にどのような行動をすればFIREすることができるかは下記のブログなどを参照すると分かり易いかなと思います。

20代、30代でリタイアする「FIREムーブメント」が流行ってる

高卒非正規が株式投資でアーリーリタイアを目指す

ヤフオクで軍資金を作って裁判所で競売物件を購入、賃貸中。激安物件で高利回り、ローン要らずの不動産投資

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた

特に高卒非正規さんは、こんなこといったらなんですが、現代日本のかなり底辺に属していながら(失礼w)も、FIREすることだけを目標にかなりの努力で株式投資の勉強を重ね、30歳で金融資産2000万を達成。(年収は200万円台なのにすごい…)

近い内にFIREできるかも、という水準まで達することが出来ています。この人のブログを見た後に「リタイアなんて無理wwwあんなの金持ちの特権でしょwww」なんて言ってる人を見るとマジでアホに見えてきます。

高卒非正規さんでも出来る(達成できそうな位置にいる)のですから、誰でも、本当に誰もがこのFIREを実行することができる可能性があります。

さて、皆さんに質問です。

仕事を嫌々続け、能力は伸びず、ストレスで病院に通い、最終的に「FIRE(クビ)」にされますか?

それとも、「FIRE(経済的独立)」しますか?

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